父、要介護5になる。ともろー訪問看護ステーションで働く女のブログ

ともろー訪問看護ステーションの事務として働く女のブログ。健康な父がいきなり倒れ、いきなり要介護5に。初めての介護に翻弄する家族の気持ちを明るく楽しく綴ります!

ラジオ

父が亡くなって2~3日後に付けていたラジオから流れてきた話し。

ラジオ番組に試聴者からのお悩み相談が読み上げられ、内容にドキッとしました。

その内容とは両親を介護していて終わりが見えず辛いとの事。

逆に私は父を2週間しか介護出来なかったと悲しい気持ちでその時聴いていたのですが、ラジオDJの方はメッセージを伝えますねと話し始めました。

f:id:motoko358:20210815155652j:plain

今まで育ててくれてありがとう、
小さい頃に手をかけて育ててくれてありがとう。

今回は順番で自分がお返しをさせてもらうと思うと心がぎゅっとこもり、介護の期間が長くならず最高の結末を迎えます。

ヤダヤダ、いい加減にしてくれと思うと介護は長くなります。

以上です。

私はラジオから流れてくる言葉は、まるで自分を責めなくて良いよというメッセージに受け取れました。

在宅に戻ってずっと介護して親孝行したかった私。それが叶わずあっという間に駆け抜けて行った父。

もっと在宅で父を介護してあげたかったと毎日泣いていましたが、父にとってみたら、私達に迷惑をかけたくない思いがあったかもしれません。

2週間と短い期間でしたが、一緒に居れて最高に楽しい時間を過ごす事が出来て、私達は幸せでした。

長生きしたから幸せとか、若くして亡くなったから可哀想ではなく、生きている間に如何に人に喜ばれる生き方が出来るか。

今までの父の生き方は忘れません。

今回ラジオから流れてくるメッセージに救われた気持ちになり、偶然とは言え私に伝えに来てくれたのではないかと考えています。

ともろーWEB求人応募はこちらから
045-823-1976